ヨーガを教えてくれた方。
それはこれまでこれまで出会った
私にとっての先生・師と呼べる方達であります。
でも、
ヨーガとはこういうこと！
ここを教えてくださったのは、
私にとっては
ヨーガレッスンに来てくださる
生徒様であります！
Ata Yoganusasanam
「Ata」 という言葉が
キーワードになっていて、
ヨーガは自分とつながる！
そんな自分の決意があること
心にあるものを大事にすることが
ヨーガの始まりであると
お伝えいたしました。
でもこれは、、、
すぐにできることではないとも思うんです。
とても難しいことだと思うんです。
なぜなら、
そもそも自分が何者か？
という部分が
いろんな情報があることで
雲隠れしてしまっており、
わからなくなっているから。
でも、
このつながるという決意は、
実はもう一つ
"ある道"を通れるようになることで
開かれると思っています。
それが、
切り離す
ということ。
自分の存在している社会の中で
肩書きを持って生活している
外の世界の自分と
"今"を切り離す
過去の思考パターンや
未来への不安・恐怖心と
"今"を切り離す
この"切り離す"ということを積み重ねて
少しずつできるようになるから、
今のありのままの自分が見えてくる
↓
本当の想いを汲み取れるようになってくる
↓
どんな自分でも受け止められるようになってくる
↓
自分とつながれるようになってくる
↓
自分の決意・信じる力が育つ
このような道筋。
実はこの"切り離す"
という言葉の意味も
Ata
には含まれているんですね。
あるレッスンが終わった日。
いつものように
この日のヨーガのレッスンでどのように感じたのか
お話を伺っていると、
生徒様よりさらっと
こんな言葉が返ってきました。
「今日は、自分の呼吸とつながる！
そう決めて、レッスンを受けていました！」
この言葉を聞いたときに、
私はまず、
その言葉のエネルギーに
圧倒されました！
ご自身の一部として、
決意する・切り離す「Ata」が育ち、
自然に体現していらしたので、
そこに驚いたと共に、
これが
Ata Yoganusasanam
ヨーガを始める
ということか！と。
私の中のヨーガの知識が
生徒様の言葉と実践を通して
私自身の五感ともつながり、
ヨーガとは何か？が
腑に落ちた、
とても嬉しく、ありがたい瞬間でありました。
また、決意して行ったヨーガの時間で得た感覚は、
ご本人にとって心地よい感覚だったというご感想も
合わせてお話しされておりましたので、
尚更ご自身と繋がる時間を過ごせていたんだなと•••
ちなみに私は、
「Ata」のことを生徒様にはお伝えしていません。
もし仮に、最初に言葉で伝えたら、
そうしなければ•••という思考が
その時間を邪魔してしまうかもしれないし、、、
決意をすることも大事ではありますが、
それはご本人と繋がって生まれる
大切なもの。
それ以前に
今のどんな自分を知ること・
気づくこと・
受け止めること・理解することの方が
大事だと思ってもいるので。
ヨーガとは、先生と生徒の関係性があって成り立つもの。
先生と生徒という関係性だけをピックアップすると、
教える→教わるのような上下関係みたいなものも
少なからず存在はするけれど、
私自身がヨーガの学びを深めらえているのは、
生徒様の存在があってこそ。
だから、私の立場として、
「教える」という過程がありつつも
共に進む・学び合う
という姿勢を大事にしたい！
目まぐるしくすぎる毎日の中で
大切なご自身の時間の一部を
ヨーガの時間を過ごそうと決めてくださっているからこそ、
ヨーガとのつながり方
ご自身とのつながり方を提案していくこと
つながり方を見守っていくことが
私のヨーガ講師としての
お役目だなと思っています。