ヨーガは、
ヨガマットの上で、ヨガポーズをすること
ヨガポーズをできるようになることが
目的ではありません。
ポーズをして、体を動かして、
体を柔らかくすることでもありません。
頭立ちとか超人的なバランスポーズをして、
凄さを見せつけるものでもありません。
自分を美しく魅せるために行う
エクササイズでもダイエットでもありません。
本来は
もっと奥深い目的が
あります!
その目的へとつなげて助けてくれる
存在の1つが
身体を扱うヨーガです。
だからヨーガは、
ポーズがキレイにできなくても
体が硬くても
バランスポーズができなくても
別にいいんです。
そこは全くもって
重要ではない!
どうしても身体を使う
ヨガポーズの
インパクトが強すぎて、
そのインパクトから発展した
巷に広まっているヨーガの認識が強すぎて、
外側の見た目で判断してしまい、
できないと
思い込んでしまっている、、
という現状も、
正直あるのではないでしょうか?
そして、
ヨーガの真の目的を薄めてしまっているのでは?
と個人的には感じております。
さて、ヨーガの目的とは?
ですが、
この問いに関しては、
様々な角度から答えが存在するので、
今回は心と身体の両面に作用する
ヨーガをする真の意味は?
をお伝えいたしますね。
結論。
なぜヨーガをするのか?
それは、、、
苦しみを取り除くため
自分の苦しみのパターンを知って、
自分にとっての良いパターンへ
変えていくため
です。
私たちは生きていると
苦しみを感じることはあると思います。
人生の道筋が見えない苦しさ
事が思い通りに進まない苦しさ
何かにコントロールされて
自由を制限される苦しさ
このような心で感じる苦しさもあれば、
肩こり・腰痛が治らない苦しさ
病気・怪我が治らない苦しさ
本当は休みたいのに鞭を打って身体を扱う苦しさ
このような身体に対して感じる
苦しさですね。
心に感じる苦しさも
身体に感じる苦しさも
実は
マインド・パターンの存在
ここが大きいです!
日常生活のルーティーンで凝り固まった
マインド・パターンもあるし、
子どもの頃に身近にいた大人から教わった
マインド・パターンもある。
更には過去世から引き継いできた
マインド・パターンもあるので、
本当に根深い〜笑
このようなマインド・パターンは、
よくも悪くも「私」という存在に気づかずに
ペタペタと張り付いてしまった状態で
私たちは生活をしているから、
色んな苦しみパターンが自分に存在していることに気づかず、
そこに気づけず、抜け出すことができなくて
人は苦しみを覚えるのです。
苦しみは、形にすると
結構重めの執着心が強い
スライムみたいな感じでしょうか、、、
本来苦しみの原因は、
自分の内側から作られているのに、
人はこの内側・自分の本質を見るのが
すごく怖いんです、、、
だって、見てしまったら
これまでの積み重ねが
まるっきり変わってしまうことだってありうるんですから。
だから、
自分を守るために
外側に原因があると思い込み、
周りの環境や人のせいにして、
本当の自分の声や苦しみの原因から離れてしまうから
さらに苦しみを感じるのです。
苦しみの存在は自分の内側にあるんです。
だから、
苦しみから逃れようと
環境や周りにいる人を変えようとするけれど、、、
それはとても難しくて、
また悩み苦しむというループにハマる、、、
ヨーガでは、
変えることができるのは、
自分自身のマインドと身体だけ!
そのように教えてくれます。
身体を動かすのは、
日頃の生活習慣からつながっている
身体の使い方パターンにアプローチをして
苦しみと距離を取れるようにパターンを変えていくんです。
ずっとパソコンに向き合って凝り固まった肩を
意識的に動かすから苦しさが和らぐ
心地よい身体の感覚・使い方を覚えていく。
緊張感が高い場所に居続けて
呼吸が浅くなっているから
深呼吸・呼吸法をして、
息苦しさが和らぐ
呼吸が通りやすい身体に変えていく。
コントロールしやすい
身体や呼吸にアプローチして
心地よさや安定さを感じるから、
ヨガマットの外でも
姿勢を意識したり、
食生活への変化へつながる。
目に見える身体のアプローチができるようになると、
自分と向き合う集中力が育ち、
客観的に自分を見る力が育ち、
自然と繊細な心の動きに
気付けるようになります!
例えば、
こうしなきゃ!
がんばらなきゃ!
という思考パターンが
100点じゃなくて、60点でも充分素敵!
と思考が和らぎ、変わっていく。
思考が和らぐからこそ、
行動パターンが変わっていく。
行動パターンが変わるから、
身体が変わっていく、
呼吸が変わっていく、、、
ヨーガは、
苦しみを取り除くことができる存在
苦しみの原因となる
パターンへアプローチし、
パターンを変えていく
という、
真の意味が根底に存在しています!
ヨーガをする上で重要なのは、
ヨガポーズのキレイさでも凄さでもなく、
どんな自分とも向き合うという
やさしさある決意と
自分自身への愛情の向け方です!